2023年度2024年度33 いては、正味売却可能額により測定しており、その いては、正味売却可能額により測定しており、その 時価は固定資産税評価額を基礎に算定しております。 時価は固定資産税評価額を基礎に算定しております。Ⅴ 金融商品に関する注記1.金融商品の状況に関する事項(1)金融商品に対する取組方針 当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を 当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を 原資に、農家組合員や地域内の団体などへ貸付け、 原資に、農家組合員や地域内の団体などへ貸付け、 残った余裕金を農林中央金庫長崎支店へ預けてい 残った余裕金を農林中央金庫長崎支店へ預けてい るほか、国債や地方債などの債券等の有価証券に るほか、国債や地方債などの債券等の有価証券に よる運用を行っています。(2)金融商品の内容及びそのリスク 当組合が保有する金融資産は、主として当組合 当組合が保有する金融資産は、主として当組合 管内の組合員等に対する貸出金、有価証券及び営 管内の組合員等に対する貸出金、有価証券及び営 業債権である経済事業未収金であり、貸出金及び 業債権である経済事業未収金であり、貸出金及び 経済事業未収金は、組合員等の契約不履行によっ 経済事業未収金は、組合員等の契約不履行によっ てもたらされる信用リスクが常に存在します。 また、有価証券は、主に債券であり、純投資目 また、有価証券は、主に債券であり、純投資目 的(その他有価証券)で保有しています。 これらは発行体の信用リスク、金利の変動リス これらは発行体の信用リスク、金利の変動リス ク及び市場価格の変動リスクが常に存在します。 ク及び市場価格の変動リスクが常に存在します。(3)金融商品に係るリスク管理体制 ①信用リスクの管理 当組合は、個別の重要案件又は大口案件について 当組合は、個別の重要案件又は大口案件について は理事会において対応方針を決定しています。また、 は理事会において対応方針を決定しています。また、 通常の貸出取引については、本店に融資審査部署を 通常の貸出取引については、本店に融資審査部署を 設置し各支店との連携を図りながら、与信審査を行 設置し各支店との連携を図りながら、与信審査を行 っています。審査に当たっては、取引先のキャッシュ っています。審査に当たっては、取引先のキャッシュ ・フローなどにより償還能力の評価を行うとともに、 ・フローなどにより償還能力の評価を行うとともに、 担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信判 担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信判 定を行っています。貸出取引において資産の健全性 定を行っています。貸出取引において資産の健全性 の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳正に の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳正に 行っています。不良債権について管理・回収方針を 行っています。不良債権について管理・回収方針を 作成・実践し資産の健全化に取組んでいます。また、 作成・実践し資産の健全化に取組んでいます。また、 資産自己査定の結果、貸倒引当金については、「資 資産自己査定の結果、貸倒引当金については、「資 産の償却・引当基準」に基づき必要額を計上し、資 産の償却・引当基準」に基づき必要額を計上し、資 産及び財務の健全化に努めています。 ②市場リスクの管理 当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの 当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの 市場性リスクを的確にコントロールすることにより、 市場性リスクを的確にコントロールすることにより、 収益化及び財務の安定化を図っています。このため、 収益化及び財務の安定化を図っています。このため、 財務の健全性維持と収益力強化とのバランスを重視 財務の健全性維持と収益力強化とのバランスを重視 したALMを基本に、資産・負債情勢の変化の金利 したALMを基本に、資産・負債情勢の変化の金利 感応度分析などを実施し、金融情勢の変化に機敏に 感応度分析などを実施し、金融情勢の変化に機敏に 対応できる柔軟な財務構造の構築に努めています。 対応できる柔軟な財務構造の構築に努めています。 とりわけ、有価証券運用については市場動向や経済 とりわけ、有価証券運用については市場動向や経済 見通しなどの投資環境分析及び当組合の保有有価証 見通しなどの投資環境分析及び当組合の保有有価証 券ポートフォリオの状況やALM などを考慮し、理事会において運用方針を定める などを考慮し、理事会において運用方針を定める とともに、経営層で構成するALM委員会を定期的 とともに、経営層で構成するALM委員会を定期的 に開催し、日常的な情報交換及び意思決定を行って に開催し、日常的な情報交換及び意思決定を行って Ⅴ 金融商品に関する注記1.金融商品の状況に関する事項(1)金融商品に対する取組方針 よる運用を行っています。(2)金融商品の内容及びそのリスク てもたらされる信用リスクが常に存在します。 的(その他有価証券)で保有しています。(3)金融商品に係るリスク管理体制 ①信用リスクの管理 産及び財務の健全化に努めています。 ②市場リスクの管理 券ポートフォリオの状況やALM
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