5.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項該当する取引はありません。6.証券化エクスポージャーに関する事項該当する取引はありません。7.CVAリスクに関する事項該当する取引はありません。8.マーケット・リスクに関する事項 当JAは、自己資本比率算出上、マーケット・リスク相当額に係る額を不算入として おります。9.オペレーショナル・リスクに関する事項◇リスク管理の方針および手続の概要 リスク管理の方針及び手続の概要につきましては、11ページ「リスク管理の概要」に おいて説明しておりますのでご参照ください。◇BIの算出方法 BI(事業規模指標)の額は、IDLC(金利要素)、SC(役務要素)およびFC(金融商品要素)を 合計して算出しています。なお、IDLC、SCおよびFCの額は告示 第249条に定められた方 法に基づき算出しております。◇ILMの算出方法 ILM(内部損失乗数)の額は、告示第250条第1項第3号に基づき「1」を使用しており ます。◇オペレーショナル・リスク相当額の算出に当たって、BIの算出から除外した事業部門の有無 該当ありません。◇オペレーショナル・リスク相当額の算出に当たって、BIの算出から除外した特殊損失の有無(特殊損失を除外した場合には、その理由を含む) 該当ありません。10.出資等または株式等エクスポージャーに関する事項①出資等または株式等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要 「出資その他これに類するエクスポージャー」とは、主に貸借対照表上の有価証券勘定及び外部出資勘定の株式又は出資として計上されているものであり、当JAにおいては、これらを①子会社および関連会社株式、②その他有価証券、③系統および系統外出資に区分して管理しています。 ①子会社および関連会社については、経営上も密接な連携を図ることにより、当JAの事業のより効率的運営を目的として、株式を保有しています。これらの会社の経営については毎期の決算書類の分析の他、毎月定期的な連絡会議を行う等適切な業況把握に努めています。 ②その他の有価証券については中長期的な運用目的で保有するものであり、適切な市場リスクの把握およびコントロールに努めています。具体的には、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及びポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会で運用方針を定めるとともに経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された取引方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行っています。運用部門が行った取引については企画管理部門が適切な執行を行っているかどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。 ③系統出資については、会員としての総会等への参画を通じた経営概況の監督に加え、日常的な協議を通じた連合会等の財務健全化を求めており、系統外出資についても同様の対応を行っています。 なお、これらの出資等の評価等については、①子会社および関連会社については、取得原価を記載し、毀損の状況に応じて子会社等損失引当金を、②その他有価証券については時価評価を行った上で、取得原価との評価差額については、「その他有価証券評価差額金」として純資産の部に計上しています。③系統および系統外出資については、取得原価を記載し、毀損の状況に応じて外部出資等損失引当金を設定しています。また、評価等重要な会計方針の変更等があれば、注記表にその旨記載することとしています。78
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