12345678大80 ◇金利リスクの算定手法の概要 当JAでは、経済価値ベースの金利リスク量(⊿EVE)については、金利感応ポ ジションにかかる基準日時点のイールドカーブに基づき計算されたネット現在価値と 標準的な金利ショックを与えたイールドカーブに基づき計算されたネット現在価値の 差により算出しており、金利ショックの幅は、上方パラレルシフト、下方パラレルシ フト、スティープ化の3シナリオによる金利ショック(通貨ごとに異なるショック幅) を適用しております。 ・流動性貯金に割り当てられた金利改定の平均満期 流動性貯金に割り当てられた金利改定の平均満期は1.25年です。 ・流動性貯金に割り当てられた金利改定満期 流動性貯金に割り当てられた最長の金利改定満期は5年です。 ・流動性貯金への満期の割り当て方法(コア貯金モデル等)およびその前提 流動性貯金への満期の割り当て方法については、金融庁が定める保守的な前提を 採用しています。 ・固定金利貸出の期限前返済や定期貯金の早期解約に関する前提 固定金利貸出の期限前返済や定期貯金の早期解約について考慮していません。 ・複数の通貨の集計方法及びその前提(該当なし) 通貨別に算出した金利リスクの正値を合算しています。通貨間の相関当は考慮し ていません。 ・スプレッドに関する前提(計算にあたって割引金利やキャッシュ・フローに含める かどうか) 一定の前提を置いたスプレッドを考慮してキャッシュ・フローを展開しています。 なお、当該スプレッドは金利変動ショックの設定上は不変としています。 ・内部モデルの使用等、⊿EVE及び⊿NIIに重大な影響を及ぼすその他の前提、 前事業年度末の開示からの変動に関する説明 内部モデルは使用しておりません。 ・計測値の解釈や重要性に関するその他の説明 該当ありません。 ◇⊿EVEおよび⊿NII以外の金利リスクを計測している場合における、当該金利リ スクに関する事項 ・金利ショックに関する説明 リスク資本配賦管理としてVaRで計測する市場リスクを量を算定しています。 ・金利リスク計測の前提およびその意味(特に、農協法自己資本開示告示に基づく定 量的開示の対象となる⊿EVEおよび⊿NIIと大きく異なる点 特段ありません。②金利リスクに関する事項IRRBB1 金利リスク上方パラレルシフト下方パラレルシフトスティープ化フラット化短期金利上昇短期金利低下最値自己資本の額⊿EVE前期末当期末2,394 - 2,420 - - 160 2,420 1,977 - 1,937 - - 157 1,977 当期末18,391 (単位:百万円)⊿NII前期末当期末303 - 297 - 前期末18,511
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