こぶれ 2025年2月号
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東部いちご部会が利用するパッケージセンターが、生産者の労力軽減と高品質なイチゴの安定出荷に一役買っています。同部会での利用者も年々増加しており、現在32人が出荷を予定しています。パッケージセンターは東南部基幹センター内に併設されており、12月中旬、本年産の稼働を開始しました。1月に入って出荷も徐々に本格化してきており、現在の日量は平均3000パック。部会全体では個別選果分と合わせて、出荷量1570㌧、販売額22億円を目標に出荷が続いています。同部会の栽培面積は、35・34㌶(前年比98%)で、品種構成はゆめのか26・46㌶、恋みのり8・88㌶となっています。生育については、夏場の高温と乾燥等により、定植の遅れや炭そ病が散見されるなど影響が一部で見られました。11月に個別選果分の出荷が始まり、年末にかけてパッケージセンターが稼働を開始。現在天候は安定しており品質も良好で、今後出荷量が増えてくることが期待されます。東南部基幹センターの大槻賢一係長は、「品質管理を徹底し、安心安全なイチゴを安定的に消費者のもとへ出荷できるよう、生産者と一丸となってがんばっていきたい」と話しています。     3

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