東部びわ部会ハウスビワ 出荷順調東部びわ部会では、ハウスビワの出荷が順調に進んでいます。初出荷は2月中旬と、例年に比べて2週間ほど遅れてのスタートとなりましたが、糖度も高く良好な仕上がりとなっています。4月中旬には出荷最盛期を迎える見込みで、5月までに約30㌧の出荷を計画しています。同部会は、昨年9月に3地区(深江・布津・西有家)の産地が1つになって設立されました。北岡稔部会長をはじめ、部会員15人でビワのハウス栽培に取り組んでいます。これまで各地区で行ってきた選果作業は有家町の第2総合集荷場へ集約し、作業の効率化と安定した品質の確保を図っています。本年産は、1月から2月にかけての寒さと曇天が続いたことから生育に遅れが見られています。しかし、気温の上昇とともに出荷量は増加しており、平年並みの出荷量を予定しています。北岡部会長は、「生育には遅れがみ 3られるが、例年通りおいしいビワができている。新部会を設立してから初めての出荷であり、県内で2番目の産地となったことから、今後の有利販売につなげていきたい」と話しています。
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