こぶれ 2025年7月号
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未を耕す人未来の農業を担うしまうんの農業人を紹介します父から受け継いだ農業を今度は息子へ今自分がやれることに全力で取り組みたい第4回シリーズ梅雨入りを目前に控えた6月上旬、対岸に天草を望む高台の圃場では、収穫期を迎えたバレイショを次々と掘り起こす植木理智さんの姿がありました。「今年は大豊作」という言葉の通り、収穫されたバレイショが次々とコンテナに詰められ、運ばれていきます。忙しい収穫作業の合間をぬって、貴重なお話を伺いました。植木さんは、南島原市加津佐町の路木地区でバレイショとタマネギを栽培しています。主力作物はバレイショで、作付面積は春作・秋作合わ今回紹介する植木理智さんは、3来    8人の子どもたちのために、仕事も育児もがんばる家族思いのお父さん。ざっくばらんな人柄で親しみやすく、仕事となると一転、真剣に向き合うまじめで頼れる生産者です。せて約8㌶にもなります。本年産の春作は、1~2月の冷え込みで生育に遅れが見られましたが、その後は比較的穏やかな気候が続いたことで生育は順調です。作業は植木さんを中心に常時3~4人で行っており、収穫時期には人数を増やして対応しています。バレイショ栽培では、病害虫の防除と施肥に気を付けています。植え付けから収穫までの間、とにかく病害虫を入れないように、こまめな圃場巡回と防除を行います。また、植ひ孫の為、せっせとクロスワードをといてます。分からないところは娘が来たときに聞いて。でも、ハガキ出し忘ればかりです。今度は忘れずに今から出しに行ってきます。(南島原市のなっちゃんばあちゃんさん)ありがとうございます、ちゃんと届いていますよ!これからも、おたよりお待ちしています。口之津・加津佐地区営農センター吉よし岡おか 光こう生せいさん紹介してくれた人大雲仙ばれいしょ部会植うえ木き 理まさ智とみ南島原市加津佐町さん㊸

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