こぶれ 2025年8月号
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南串地区営農センター管内で、6月から始まったシシトウの出荷が本格化しています。同地区の主力品目であるバレイショやレタスの収穫が終わった夏場を支える作物として、近年シシトウの栽培が進んでいます。収穫作業は10月末頃まで続き、主に関東・関西方面へ出荷します。南串山町の本田洋一さんは、5~6年前からシシトウの栽培に取り組んでいます。栽培面積は約6㌃で、作業は両親と本田さん夫婦、従業員の5人で行っています。5月上旬に植え付けを行い、7月に入ってから収穫作業を始めました。毎朝、ひざ丈ほどに伸びた枝から1つ1つ丁寧に実を摘み取っていきます。シシトウは成長が早く、時期によっては葉と変わらないほど多くの実をつけるため、適期での収穫がとても重要です。また、気温が高くなりすぎたり、乾燥が続いたりすると実がつきにくくなるため、水管理にも細心の注意を払っています。    本田さんは、「生育は順調に進んでいる。露地栽培なので天候に左右されることも多いが、レタスに切り替えるりたい」と話しています。南串地区営農センター夏場を支えるシシトウ 出荷本格化1110月まで収穫が続けられるようがんば

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