西部基幹営農センターふるさと納税向けもピーク ナシ出荷順調西部基幹営農センター管内では、7月に始まったナシの出荷が順調に進んでいます。8月下旬からはふるさと納税向けの出荷もピークを迎え、箱詰めされたナシが同センターから全国各地へと次々に発送されています。本年産は、梅雨が短く雨が少なかった影響でやや小玉傾向となっていますが、出荷数量は昨年並みを見込んでいます。7月中旬にハウス栽培の「幸水」から出荷が始まり、8月上旬からは露地栽培の「幸水」へと切り替わりました。その後お盆過ぎからは、「豊水」「あきづき」「新高」と品種をリレーしながら、9月中旬まで続きます。同センターに持ち込まれたナシは、傷や傷みがないか1つ1つ目視で確認し、規格ごとに箱詰めします。このうち、ふるさと納税向けは発送用のラベルを貼り、運送会社により集荷されます。 3同センターの山﨑太郎職員は、「暑さによる影響も懸念されるが、まずは基本的な病害虫防除の徹底を呼び掛けている。出荷の終盤にかけては台風による影響も心配されるため、天候の推移も注視していきたい」と話しています。
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